日本では結婚式の定番の『愛の讃歌』です。でも、元の曲は
エディット・ピアフが歌った『愛の讃歌』は元の歌詞が「愛のためなら盗みでもなんでもする」という内容です。
こんな背徳的な内容であるのに対し、ボクの大好きな作詞家の岩谷時子訳詞では
一途な愛を貫くという讃歌になっています。
だから 結婚式の定番なんですね(笑)。
エディット・ピアフEdith Piafは、フランスのシャンソン歌手で、フランスで最も愛されている歌手の一人であり、
国民的象徴です。彼女の音楽は傷心的な声を伴った痛切なバラードであり、その悲劇的な生涯を反映していたのが特徴です。
シャルル・アズナヴール、イヴ・モンタン、ジルベール・ベコー、ジョルジュ・ムスタキなどビッグスターたちも若きころ、
ピアフに才能を見出されたそうです。
そして有名な ピアフの生涯の大恋愛はプロボクサーのマルセル・セルダンとのものですが、
セルダンは1949年に飛行機事故死している。
その恋愛だけでなく、その人生はあまりも悲劇的で ちょっと書けないのです。
エディット・ピアフ と ビリー・ホリディ は 背筋を伸ばして、正しく聴かねばならないのです。
作詞家の岩谷時子さんは越路吹雪さんのマネージャーだったのです。
やがて作詞家として越路吹雪さんとコンビを組み、「愛の讃歌」「ラストダンスは私に」
「サン・トワ・マミー」など海外のヒット曲を訳詞した方です。
ボクの大好きな作詞家なので デビュー作がなんとあのシャンソンの名曲『愛の讃歌』のです。
ラジオで急遽 越路さんが歌う外国曲を訳したのがきっかけなのです。
その後「ラストダンスは私に」「サン・トワ・マミー」などは越路さんの代表曲です。
ちなみに加山雄三の「君といつまでも」も岩谷さんの作品です。
エディット・ピアフEdith Piaf 愛の讃歌L’Hymne a l’amour
Edith Piaf L’Hymne a l’amour 1949
エディット・ピアフ
エディット・ピアフ
エディット・ピアフ
エディット・ピアフ
岩谷時子さん 越路吹雪さん
Edith Piaf – Hymne à l’Amour
越路吹雪 愛の讃歌 岩谷時子さんの訳詩です